選ばれるには「理由」があるお店のブランディング

今や他店との差別化において欠かすことのできない
ブランディングのはじめ方をご紹介します。

第1回 そもそもブランディングって何だ?

今回はブランディングについて教えてください。

はい、よろしくお願いします。

まず、ブランディングって何ですか?

直球ですねぇ(笑)

そもそもブランディングという言葉が難しそうなので、最初に聞いておきたいなぁと思いまして。

ははは、なるほど。では、はじめに私の質問に答えてください。

はい。

まずブランドという言葉を聞いてイメージするのはどんなものがありますか?

メルセデスベンツやルイヴィトン、シャネルとかですかね。

どれも高級ブランドと言われるものですね。
では、それらのブランドからどんなものが連想されますか?

えーと、ロゴマークとか高級で洗練されたイメージとかですかねぇ。

はい。では、スズキ、ユニクロ、フランフランと聞くとどんなイメージですか?

低価格で意外と使えて、カジュアルな印象とかですね。

そうですね。そういった印象があります。
このように企業名や商品名を聞いて、あなたがそのブランドのイメージや印象を想起できるのは、企業が戦略的にそのブランドのイメージ付けを行ってきたからに他なりません。
このイメージや印象というのは、企業が意図的にブランドの活動をコントロールすることで築き上げてきたイメージです。


それこそがまさにブランディングなんです。

あぁ、なるほど。

ブランディングという言葉については、人によって色んな解釈がありますが、一般的には、「競合するブランドや商品に対して優位性を与え、ブランドの価値を創造、育成していく活動のこと」だと言われています。

あぁそうなんですね。私はてっきりブランディングってセンスのいいロゴとかデザインをつくってかっこ良く見せることだとばっかり思っていました。

そういった印象を持たれてる方は意外と多いですよ。
ロゴなどのデザインもブランディングに取り組む上で、大切ですが、それはあくまでブランドを構成する要素のひとつに過ぎません。

でもブランディングって言葉からしてちょっとわかりづらいですよね。
それに、「競合するブランドや商品に対して優位性を与え、価値を創造、育成すること」って言われても何かこう、ピンとこない。

そうですね。
そこで、私はブランディングというものを分かりやすく理解してもらえるように、ブランドというものを”タレント”に置き換えて考えてみることを薦めています。

タレント?それはどういうことですか?

つまり、マネージャーになって「無名のタレントを人気タレントにプロデュースしていくこと」がブランディングなんだと言うことです。

ほうほう。

もっと言うと、「タレントの個性や良いところを客観的に分析し、人から支持されるタレントになるためには何をすべきかを考え、伝え、行動する。」ということになります。

なるほどー。分かりやすいです。

ありがとうございます(笑)

ということは、お店のブランディングの成否は、マネージャーの腕にかかっているってことなんですね。

その通りです。良いマネージャーというのは、タレントと一緒にいる時は、タレントの内面や外見磨きの手助けをし、外に出ればタレントの宣伝・広報と行った具合に内と外の両方でタレントの評判を高めるために奔走しているのです。

あぁ大変だぁ

大変ですね(笑)
しかも、よいブランドというのは長い時間をかけて築き上げられるものなので、即効性がある販促と比較すると、とても面倒だし、費用対効果が悪いんじゃないかと思えてしまうんです。

たしかに。

ただ、そうやって時間をかけてじっくり築き上げていくからこそ、簡単に真似できないし、価値があるとも言えますね。

そうですね。
いやー、勉強になります。