選ばれるには「理由」があるお店のブランディング

今や他店との差別化において欠かすことのできない
ブランディングのはじめ方をご紹介します。

第2回 ブランディングでお店はどう変わる?

前回の話でブランディングがどういうものかということは、ある程度分かりました。では、実際にブランディングに取り組むことで、どういったメリットがあるのかについて教えてください。

わかりました。まず、お店がブランディングによって得られる代表的なメリットとしては大きく4つあります。

はい。

1つ目は、お店を客観的に見ることが出来るようになるということですね。オーナーやスタッフがブランドを客観的に見ることによって、商品力やサービス力の向上が図れます。

当事者の目でみていると、なかなか客観的には見れませんよね。

ええ。どうしても自分中心の考えになりがちです。そういった部分で客観的に見ることでサービスの向上はもちろん、近年ますます重要性が増してきている危機管理意識の向上にもつながります。

あぁ、確かにそうですね。

2つ目は、他店との差別化が図れるということです。
ブランドのアイデンティティを築き上げていくことで、他店との違いが浮き彫りになってきます。そして、○○○○といえば○○○○という風にお店のイメージを簡潔に表現することで、憶えてもらいやすくなり、かつ想起しやすくなります。その結果、お店のことを伝えやすくなり口コミの醸成に一役かってくれます。

おぉ、すばらしい。

3つ目は、スタッフの忠誠心やモチベーションが向上するということです。
「私たちはこういうサービスを提供して、どこを目指すんだ」といった共通のゴールや行動指針を設定することで、スタッフのやる気を引き出します。

やっぱりモチベーションって大事ですよね。

ええ。特に飲食店や美容室は、人がブランドをつくっていくといっても過言ではないですからね。
人がブランドのファンを作り出し、その結果、ファンによる口コミが期待できるようにので、このスタッフの忠誠心やモチベーションの向上というのはとても大事です。

なるほど。

4つ目は、コストの削減が期待できるということです。


えっコストも下がるんですか?

はい。例えば、新店舗の出店を考える際、ブランドの知名度があるのとないのとでは、集客はもちろん、スタッフの採用する上でもコストが大きく変わってきます。多店舗展開を考えるのならばブランディングは不可欠の要素といえるでしょう。

なんか話を聞いてるといいことずくめですね。

あくまでメリットを説明しているので(笑)

それはそうですね(笑)

では反対にブランディングのデメリットの話をしますと、トラブルや不祥事によりブランドの価値が下がった場合にはどうでしょう。お店の売上のみならず信用をも失うという事になります。

あぁよくニュースとかで目にしますね。

はい。一度失った信用を取り戻すには時間もお金もかかります。一見いいことずくめのようにおもえるブランディングですが、その効果は諸刃の剣である事を知っておいて下さい。

なるほど、奥が深いですね。